靴職人が素材を選ぶとき

3種類の革が快適な足環境

足は履物によって左右されています。履物が足に突っ張ると足に違和感を生じさせて足脚が疲れてしまいます。さらに足は汗をかきます。長い時間スリッパやルームシューズを履いていますと内側が蒸れてきます。足特有の臭いも発生します。室内ではスリッパやルームシューズを装着して快適に過ごしたいものです。さらに欲を言えば、室内でも思いっきりおしゃれで過ごしたいです。足の機能に合わせて、毎日快適な足環境で過ごすための素材選びは靴職人が履く人の立場になって考える究極の課題です。スリッパを履いて過ごす時間が長ければ長いほど大切な条件になってきます。

高橋直道はスリッパ・ルームシューズの外側、内側、底面に違った革を使っています。外革には成牛になる前の若い牛革、内革には高級靴にしか使わない馬革、底面は体重を支えるために革でも丈夫だといわれている豚裏革です。この豚裏革にはさらに丈夫にするための特殊加工を施しています。この3種類の革には革が持つそれぞれの違った特徴がありますからそれを足の機能に合わせて用います。高橋直道が選んだスリッパの素材の条件は足の機能や性質に合うことです。この3種の革が実に足にやさしくコラボレーションして初めて快適な足環境を作り出します。

高橋直道はスリッパ・ルームシューズの外側、内側、底面に違った革を使っています。外革には成牛になる前の若い牛革、内革には高級靴にしか使わない馬革、底面は体重を支えるために革でも丈夫だといわれている豚裏革です。この豚裏革にはさらに丈夫にするための特殊加工を施しています。この3種類の革には革が持つそれぞれの違った特徴がありますからそれを足の機能に合わせて用います。高橋直道が選んだスリッパの素材の条件は足の機能や性質に合うことです。この3種の革が実に足にやさしくコラボレーションして初めて快適な足環境を作り出します。

足にやさしくついてくる、型崩れしにくい外革

外革は成牛になるまえの若い牛革です。スリッパの形がくずれにくく、やわらかさがありますから足の動きに優しくついてきます。

高橋直道が選んだスリッパ・ルームシューズの内革は馬革です。
足を包みこんでいる内側は足の発汗が気になるところです。馬革は牛革よりやわらかく、人の足肌に優しくなじみます。さらに吸水性に富んでいますから汗かきの足には大変良い条件になります。蒸れにくく、爽快な足環境をつくります。長時間はきつづけても快適に過ごすことができます。履き心地が良いという条件の一つです。

底面は体重が一番かかります。固い床面と接触するところです。スリッパ底面は特殊に起毛した豚裏革を使っています。特殊加工の起毛した豚裏革はすぐれた耐久性と防音性、滑りにくさを実現しました。歩行の衝撃を吸収し、床にソフトなタッチで、歩く音も静かです。スリッパのパタパタ音が気になる方には特におすすめのスリッパです。気遣うマンションなどでは階下へのパタパタ音も柔らぎます。

”もっと楽しく”を目指して

高橋直道はスリッパに更なる機能を持たせました。その一つに足中骨(土踏まず)にMソルドを搭載しました。”Mソルド?”ドイツ製の特殊パッドです。体重が最もかかる足中骨のくぼみ部分(土踏まず部分)を下からソフトに支えます。歩行時の衝撃を吸収してくれますので、長時間履き続けても、土ふまず(湧泉)を刺激して足の疲れを解消します。