歩きにこだわる靴職人高橋直道が創るスリッパ

必要と便利さに健康と美を求めて創りだす職人技によって私たちは日々の生活を楽しんでいます。もっと楽しくなれるを求めて、歩きにこだわり続けている靴職人高橋直道のスリッパ

■初めに

■木型製法 デザインが決まれば始めにすること  木型を作る

■素材を選ぶ  デザインにカット

■縫製 タイニング縫製

■「高橋さん、静電気を何とかして!」から生まれたドクタースリッパ

■「高橋さん、この靴の臭い何とかなりませんか?!」の声に答えた抗菌防臭機能

■”いい旅したい””という声から生まれたトラベルルームシューズ

■足にフィットするスリッパがほしい! 靴のサイズで選べるすりスリッパ

■大切な人に心を贈るプレゼントをしたい!

初めに

“必要”と”便利”に”健康と美”を求めて創る熟練職人の技には安心と安全があり、そのこだわりが生活を楽しくし、大切な生活必需品を創り出しています。もっと楽しくなれるを求めて、歩きにこだわり続けている高橋直道は日本初高級室内履きスリッパの創作者靴職人です。日本の履物の歴史を飾ってきました。1939年(昭和14年)生まれ、20歳で靴業界に入り40歳で独立、工房を構えました。世界一流ブランドの靴を手がける靴職人として長きにわたり技術を磨いてきました。80歳を超えた現在も、スリッパへの探究心は衰えることを知らず、今尚新商品の開発に勤しんでいます。イタリアに留学、ジェノバに住んでいたました。ジェノバは海岸沿いの町、急な坂道を体験しています。先日「坂道の歩き方をプロから教えてもらいなさい」と言われました。坂道の多い街を長年歩き続けますと姿勢が前かがみになるというのです。それは年齢とともに体に影響を及ぼしてゆきます。早速市役所のスポーツ振興窓口に問い合わせ、次の企画に導入を考えるという回答を得ました。

2020秋のギフトショーにて

高橋直道は帰国後、独自の製法を生み出して、履きやすさと健康のために究極のスリッパを目指してきました。高橋直道のスリッパは様々な分野の方々の願いを実現してきました。高橋直道が手掛ける究極のここちよさには常に人間工学に基づいて作られた形状とそこから生まれる履き心地の良さがあり、”体を酷使しながら過ごす日々、できるだけ体の負荷を取り払って過ごせるように”という思いはスリッパに”楽”な機能を持たせています。一生大事に使えるものを履きましょうという思いを込めて履きやすさと健康のために究極のスリッパを目指してきました。高橋直道のスリッパは皇室に求められ、高級スリッパとして認められるようになりました。5G推進の動きに合わせて、健康意識も今まで以上に高まっている今日、高橋直道は更なる時代に対応できる履物を目指しています。時代を見据えて、現在も靴業界のパイオニアとして活躍しています。今未来シューズの企画最中です。

木型製法 

デザインが決まれば始めにすることは木型を作ること

くつろぎとファッションのライフスタイルを求めて、デザインが決まると木型作りが始まります。足にフィットするスリッパ作りは木型作りから始まります。足との一体感は本格的に仕立てることから生まれてきます。
“足と一体感がある、自分の足のサイズに合ったスリッパがほしい”の要望に応えて・・・”気になるパタパタ音も和かに”
スリッパが足にフィットしていませんと、マンションなど階下へのパタパタ音が気になります。スリッパmocoは足にフィットし、さらにスリッパ底面をパタパタ音が気になりにくいように起毛して弾力をもたせ、足にかかるショックを和らげるように仕上げています。歩く音が静かです。気になるパタパタ音を十分に和らげています。

木型製法・・・「スリッパでは 多分、これなかなかやってないと思うんですよね」(某スタッフ)
快適に過ごせるように、足に合う形状と足によい環境に仕上げるために、高橋直道のスリッパは伝統的技術による木型を使って、本格的に仕立てます。スリッパの形状は足に負担をかけないで心地よくお過ごすための大切な要素です。
木型は人間工学からあみだして、自ら製作します。足の形状と歩行時の足の動きに合わせた設計です。足に負担を感じにくく、足との一体感を作ります。履き心地の良さの大切な条件です。

木型作り「この時間が一番楽しいね!」(靴職人高橋直道)足との一体感を生み出すために、足の形状に合わせた木型を時間をかけて製作してゆきます。「木型を使いますから、足の形状に合ったスリッパに仕上がります。

人の足型と同じ形状のスリッパです
挿入口

足の断面とスリッパの開口部が近い形状になっています。

足の甲とスリッパの挿入口が近い形状ですから足を圧迫することなく歩けます。 足をいれた瞬間の感触は格別です。歩くときにツッパリ感がありません。やさしく足を包みこんで足の動きによくついてきます。はきなれるほどに足との一体感が生まれてきます。」(高橋直道)

スリッパが仕上がるまでには人と同じようにスリッパも眠ります。平らな革が立体的になって、スリッパの形状になじむまでに時間を必要とします。足になじむように木型を入れて寝かせます。人がねむりに入っている間、木型がはいったスリッパもねむっています。
日本初高級室内履きスリッパの創作者熟練靴職人高橋直道の製法は今なお生きつづけています。今に生きる伝統の技術と最新の機能、人間工学に基づいた製法とデザインが溶け合って、軽くて足 との一体感を生みだし、はき心地の良い足環境を作り出しています。

木型に入れて寝かせます

50年をこえる熟練靴職人高橋直道の足へのこだわりと、こだわりぬいた素材、手抜きをしない手業が伝わる逸品です。

歩きにこだわる靴職人高橋直道が創るスリッパ” に対して1件のコメントがあります。

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